がんみの図書室

がんみの図書室

2023.10.02

私自身、本業としてBarを経営してる訳でもなく、20代の若造です。
ただ、このような本でまとまって知識を学ぶと理解度が段違いに変わってきます。
このページでは、自分がお酒の勉強のために読んでいる本を紹介しています。

まずはこの1冊!

カクテルを楽しむ教科書

個人的に1冊オススメ選ぶならこの1冊です。

割と最近の本ですが、初心者向けとしての知りたいことが一番わかりやすく網羅されていて、やさしいタッチの挿絵と共に解説されている一冊です。

【目次】
1. カクテルの基本を知ろう PP.9~30
2. ベースとなるお酒を知ろう PP.31~82
3. カクテルを作ろう PP.83~112
4. スタンダード・カクテルを知ろう PP.113~156
5. カクテルをもっと楽しもう PP.157~190
6. バーに行こう PP.191~216

カクテルのことがよく分かる本

カクテル完全バイブル

がんみがカクテルを探すときに最初に開く本です。
写真付きでカクテルのレシピが一覧で載っていて、掲載数も特に多い一冊です。ノンアルの公式レシピまで複数掲載されているのは、この本だけだと思います。

【目次】
1. カクテルを知ろう「カクテルの基本」 PP.23~46
2. カクテルを選ぼう「バーで楽しむカクテル」 PP.47~62
3. カクテルを作ろう「家で楽しむカクテル」 PP.63~80
4. カクテルを楽しもう「ベース別カクテルレシピ」(全400種類) PP.81~225

うまいカクテルの方程式

カクテルの作成を理論的に理解するのにオススメな1冊です。
分量をアレンジしたり、自分でオリジナルレシピを考えたいなら必須なことが書いてます。特に、カクテルの仕上がりに関するさじ加減を知るには一番かも。

【目次】
1. カクテルの方程式 PP.11~26
2. お酒別〇〇ベースのカクテル+各カクテルレシピの方程式 PP.27~196
3. カクテルの基礎知識 PP.197~231

NBA 新 オフィシャル・カクテルブック

NBA(一般社団法人 日本バーテンダー協会)が公式に出しているお酒の本です。
白黒+文字いっぱいなので上級者向きですが、資格取得などを目指すガチ勢には超オススメになる一冊ですね。

【目次】
1. カクテルの基本技術-Ⅰ(カラー) PP.10~24
2. カクテルの知識と技術 PP.26~49
3. カクテルの基本材料 PP.52~104

4. カクテルの基本技術-Ⅱ(カラー) PP.106~116
5. カクテルレシピ①&② PP.117~182, PP.183~251
6. 世界バーテンダー技能競技大会の優勝作品集(カラー) PP.253~275

カクテルは楽しい!-絵で読むミクソロジーの教科書-

カクテル世界の中でも「ミクソロジー(科学の実験のようにカクテル作りを探求するタイプの分野)」を中心に取り扱った、上級者向けの本です。
しかし柔らかいタッチの挿絵が多く、眺めるだけで楽しめます。海外の人が執筆しているので地味にベースで文化の差も楽しめます。

【目次】
1. カクテルの世界へようこそ PP.6~33
2. カクテルの技法と材料 PP.34~97
3. カクテルバーの魅力 PP.98~121
4. カクテルペアリング、カクテルパーティーを楽しむ PP.122~141
5. カクテルレシピ PP.142-199

まどろみバーメイド

可愛くてキレイな女性たちが主人公の漫画です(迫真)。
「バーメイド」とは、簡単に言うと女性バーテンダーのことです。メイン主人公は1話の表紙の人ですが、割と群像劇っぽい感じで色んなバーメイドが出てきます。キレイなお姉さんがいっぱいですね。

※楽しみながら奥深いお酒の世界に触れることができますが、地味にレベルの高い作成技法やら、アレンジ作成法やらがバンバン出てくるので、上5冊の知識があるかないかで全然何やって作っているかの理解度変わってくると思います。

お酒自体がよく分かる本

世界お酒MAPS イラストでめぐる80杯の図鑑

全世界のお酒が計80種類も載っている本です。
しかも銘柄ではなく「日本酒」でひとくくりされていて、本当に世界の地酒について起源や飲み方など、色々と知ることができます。見開きで1種類にオシャレにまとまっているので、眺めるだけでも楽しく、本の中で世界旅行した気分になれます。

【旅のルート】
東ヨーロッパ→北ヨーロッパ→フランス→イベリア半島→イタリア→アフリカ→アジア→オセアニア→ラテンアメリカ→北アメリカ

匠が教える 酒のすべて

色々な種類があるお酒について、一般的な種類のものの歴史や造られ方、味わいや細かい分類、飲み方のポイントなどが一通り集約されている本です。
この本一冊で、身近なお酒に関する詳しさは、日本人口の上位1%になれると思います。

【目次】
1. ビール P.22~ 2. ワイン P.52~
3. スパークリングワイン P.92~
4. 日本酒 P.120~ 5. 焼酎 P.160~
6. ウイスキー P.186~ 7. ブランデー P.224~
8. スピリッツ P.249~
9. リキュール&カクテル P.280~
10. フォーティファイドワイン P.298~

ワインを楽しむ教科書

ワインについて全然知らない人にとっては、一番全体像を掴みやすい本です。
「そもそもワインとは何か」から始まり、何かよくわからんけど出てくる地名やら品種やら、ワインについてわかりづらさを感じるアレコレを、初心者でも分かるように整理されて載っています。

【目次】
1.「ワインを知る」今さら聞けないワインの7不思議 PP.9~46
2.「ワインを選ぶ」自分に合ったおいしいワインの見つけ方 PP.47~64
3.「ワインと旅する」個性がいろいろ!ワイン世界地図 PP.65~132
4.「ワインを味わう」もう怖くない!お店でワインを注文しよう PP.133~158
5.「ワインを極める」習うより慣れろ!家でワインを楽しもう PP.159-186
6.「ワインを買う」すっきり解決!お悩み別ワインリスト
 PP.187-220

ワインは楽しい!

ワインソムリエを目指したり、詳しい人たちがどこに注目しているかがわかる本です。
ワインのテイスティングについて知るのに、絵と共に描かれていてわかりやすいです。書いてある内容には上級者向けなことも多いので、ある程度飲み慣れていないとわからない部分もあるかもしれません。

【目次】
1. ホームパーティーでワインを楽しむ PP.8~35
2. テイスティングの心得を学ぼう PP.36~75
3. 葡萄の収穫を体験する PP.76~147
4. ワインの産地を訪れる PP.148~205
5. ソムリエ見習いになる PP.206-229
6. ワインをセレクトする PP.230-263

日本酒の基礎知識

日本酒について、個人的にダントツでわかりやすくまとまっている本です。
副題が「知りたいことが初歩から学べるハンドブック」なのですが、まさにその通りだなと感じました。

【目次】
1. 日本酒の基礎知識 PP.7~26
2. 日本酒の造り PP.27~74
3. 日本酒の味わい PP.75~90
4. 日本酒の歴史をたどる PP.91~117
5. 今、飲んでおきたい日本酒 PP.118-143
6. 日本の蔵 PP.144~205

ウイスキーは楽しい!

ハイレベルな大人感で、ウイスキーを楽しみたい人向けの本です。
樽のことからテイスティングノート、細かな味わいまでを優しい挿し絵とともに紹介されています。ある程度ウイスキー自体を知っていると深く理解できますが、あまりまだ知らない人でも、割と全体像を掴むのに良いかもです。

【目次】
1. ウイスキーを製造する P.20~
2. ウイスキーを味わう P.60~
3. ウイスキーを買う P.94~
4. 食材と合わせる P.112~
5. バー&カクテル P.122~
6. ウイスキー産地を巡る P.148~

ビール語辞典

ビールにまつわる400以上の様々な言葉や豆知識を、あいうえお順でゆるい挿絵と共に、サクッとわかりやすく描かれた本です。
意外と他のお酒にも関係したり、ディープな話も載っています。

【目次】
1. ビールの基礎知識 PP.12~30
2. ビール用語 PP.31~193

ツウになる! ビールの教本

ビールに関する知識や情報がすっきり整理して書いてある本です。
日本全国の大手ビール&クラフトビールもボリューム多く記載されています。

【目次】
1. ビール造りツウになろう! PP.11~42
2. 味わいツウになろう! PP.43~60
3. 銘柄ツウになろう! PP.61~176
4. ビールのウンチク PP.177~188

ビールは楽しい!

ビールに関する基本的な定義から世界中にある様々なビールのスタイルまでがイラスト付きで分かる本です。
海外で執筆されているため、より包括的な視点でビールに詳しくなれます。

【目次】
1. ビールとは何か? PP.6~47
2. ビールの選び方 PP.48~63
3. ビールの飲み方 PP.64~89
4. ビールの味わい方 PP.90~113
5. ビアスタイル PP.114~139
6. ビールの産地 PP.140~155
7. ビールと食材の組み合わせ PP.156~171

ツウになる! 焼酎の教本

焼酎に関する知識や情報が、整理して書いてある本です。
焼酎と一口に言っても細分化できますので、大枠を掴んだり色々な銘柄を知るのにちょうど良いかと思います。

【目次】
1. 蒸溜ツウになろう! PP.8~34
2. 製造ツウになろう! PP.35~46
3. 銘柄ツウになろう! PP.47~206
4. 焼酎のウンチク PP.207~222

お酒と健康に関する本

名医が教える飲酒の科学 一生健康で飲むための必修講義

酒飲みに注意したいことから、身近なお酒の健康への疑問が、大体解決する本です。
こういう感じの内容の知識は高校生〜大学生のうちに教えて、ノンアルコールへと誘導するのが義務だと思います。

【目次】
1. 飲む前に読む飲酒の科学 PP.18~65
2. 後悔する飲み方、しない飲み方 PP.66~109
3. がんのリスクは酒でどれくらい上がるか PP.110~143
4. 酒飲みの宿命➖胃酸逆流➖ PP.144~163
5. 結局、酒を飲むと太るのか? PP.164~203
6. 酒と免疫 PP.204~243
7. 依存症のリスク PP.244~277

世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

こういうのを本当に義務教育に導入しろよと感じる本です。(普通は特別授業とかで扱う程度なので)ただ、まあ公教育には元教員としても、先に労働環境というか文部科学省の中の病原が駆逐されないとどうしようもないと思いますので、2024年の自分の課題として取り組む予定です。

【目次】
1. 気づいたらハマってた➖モノへの依存① PP.13~36
2. 居場所がほしかっただけなのに➖モノへの
依存② PP.37~60
3. 依存症のしくみと歴史 PP.61~94
4. 僕が僕であるために➖行為への依存① PP.95~130
5. 傷つけることで生きている➖行為への依存
 PP.131~164
6. 依存症の根っこにあるもの PP.165~194
7. 社会と依存のいい関係 PP.195~214

お酒の歴史やマニアックなことが分かる本

ここから下に紹介している本は、特定のお酒の詳しい歴史(普通に日本史や世界史の内容も含む)や、お酒のウンチクといってもゴリゴリまず前提知識が必要になってくる系の本たちです。

正直、自分も割と流し読みでしか目を通していないレベルなので、興味がある方はまず書店とかで目を通す方がぶっちゃけオススメかもです。

お酒黒板
お道具箱